工務店を経営しようと思った理由と僕の目標
こんにちは土井(@takeshidoi73)です。
先日の記事では珍しく起業家としての土井健史について語りました。
柄にもなく、真面目そうな感じがしたので意外と好評でした。
これからも続けていきたいと思います。
さて今回は、5月26日をもって32歳になった自分を見直したいので、アウトプットがてら僕がITや柔道関係の仕事ではなく、なぜ工務店を選んだのか?
全日本強化選手からなぜ職人になろうと思ったのか?という点や、これからの僕の目標と現状、なすべきことについてお話したいと思います。
柔道は引退するが、現実的な社会的性と仕事の能力に問題がある
柔道引退後、もちろんだが他の30歳代の男性に比べ僕は社会に出ると、圧倒的に仕事ができないということが自己分析した結果分かりました。
また、会社員や同じ席に何時間も座っていられる集中力がない点、だらだら同じようなことを繰り返すことができないというデメリットがあった。
これらを踏まえて、僕は自分にはサラリーマンで成り上がるのは無理だから、サラリーマンで金持ちになるという選択はこの時点で消えました。
ちなみに現在の僕が所持している資格は次の通り
- 柔道4段
- 教員免許保健体育(中学、高校)
- ITパスポート
- 第二種電気工事士
- 宅地建物取引士
まあ、就職活動をする時は上3つしかなかったので、正直資格はあまり最低限の知識があるというアピールにしかなりませんでした。
実際問題、僕たちは高校生から大学まで柔道しかやってこなかったというのが当たり前で、そもそもですが、仕事や勉強の世界で今更、上位グループと戦うなんて、時間も無いし勝てる土俵では無いんですね。
だからこそ引退後は本当に苦労するし、柔道を活かせるような公務員関係の仕事に就く、知り合いの会社に就職する、スポーツ関係の仕事に就く、というのが柔道会だけでなく、アスリートの特徴です。
これらを踏まえて僕がなぜ、就職活動をやめて職人の世界に入ろうと思ったのか?と言うことをお話したいと思います。
勝てると思った世界が工事現場の職人の世界だった
僕は自分より頭が悪くて、出来の悪い人間が多く、人に困っている業界に行こうと思いました。
また、柔道引退後の人のことを否定しているわけではありませんが、人の紹介にすがり、結局は柔道という枠から向け出せずにいるような人にはなりたくなかったのも事実です。
実際問題、世間はコロナでITへの注目が高まり、インフルエンサーの躍動や。リモートワークや非接触型の仕事が注目を浴びたので、僕はITの方面への道は諦めました。
また、IT業界はライバルもかなり強かったというのも事実です。
ちなみに、IT業界とは対照的に低学歴、ガラの悪い人が比較的に多い建設業界では、大学卒というのも珍しいものでしたね。
僕も飛び込んでみて分かったことは、人が足らないという現状と、できる人とできない人、仕事がある人、無い人の二極化がはっきりしている点に驚きました。
実際に年の近い職歴の浅い職人、ベテランの職人とも出会いましたが、すごい職人は人数が少ないというのが現状でした。
もちろん、ひとえに建築といってもたくさんの業種と職種があるのが建築で、僕はその中でもリフォーム業界に特化し、職人と営業を最短で学ぶ!ということに目をつけました。
結果的にその中では、当たり前のように努力するだけで人と差別化し、圧倒的なスピードで成長し、独立にまで至りました。
24時間365日の仕事と向き合う
僕はこの期間、基本的に使用の休みは一切いらないと宣言していました。
僕の考えは柔道に基づいていて、弱い奴が強い奴と同じように休んで勝てるわけが無い。
人が働いている時は、俺も働く、人が休んでいる時も俺は働く、そして24時間仕事と向き合う。
僕のこの持論は、僕を短期間で成長させてくれました。
実際に営業をしていた株式会社iclickでは、あまりにも休まないのでこの日は休め!と言われるくらいでしたね。
また、個人事業主として営業をしながら別でも仕事をしていたので、帰宅後の夜12時から別の仕事を開始して、帰るのは朝。
次の日も仕事って言うのは普通でしたが、それでも今あの時にやっていたお陰で今の自分があると思っています。
柔道を失った今、これからの目標と未来
僕は過去の栄光というのが嫌いで、未来しか見ないようにしています。
ただ、過去を振り返ることはもちろんあります。
そして、いつもあの時にこうしなかったのか?もっとやらなかったのか?
という後悔しかありません。
だからこそ、仕事は24時間365日、命をかけてやる
僕だけでなく周りの人たちを幸せにするために、まずは利益を残さなければならない!そう思って仕事と向き合っています。
今の僕の目標は、地名に名を残すものを作る。
建設業らしい目標では無いでしょうか?
大きな目標ではありますが、圧倒的努力をすることによって道が開けるのは柔道を通じて学んだことです。
ただ、柔道と違うこともあります。
僕は柔道の世界では、大きな舞台で活躍する場を提供してもらい、様々な人に助けてもらい、畳の上に上がって戦ってきました。
しかし、ビジネスの世界と柔道では絶対的違いがあります。
柔道は畳に上がると1人で戦いますが、仕事は1人では戦うものではありません。
まして、建設業は1人で全てをするわけではなく、営業、管理、職人、事務員が一丸となって仕事をする業界です。
何が言いたいか?というと、僕が成長するだけでは意味が無く、社員の成長が会社の成長に繋がるので、僕1人が柔道のように強くなっても会社は大きくなれないのです。
これが仕事と柔道の大きな違いだと僕は思いました。
仲間を探してもっと大きな会社にする
今はまだまだ小さなベンチャー企業なので、僕自身も現場に出て作業、営業、事務、広報、全てにおいて関わっていますので、セルフブラック企業となっています。
私を支えてくれる社員もまた、24時間365日くらいの覚悟で働いているので、プライベートで休むことはほとんどありません。
酷い時には週3日、会社で寝泊まりして、仕事をしているような人種です。
この前も2人して、時計を見て「今日は16時間も仕事している!頭がおかしいんじゃないか?」と言って顔を合わせて笑っていました。
僕が決して強要しているわけではありませんが、当社の社員は向上心が高く僕も気が引き締まります。
また、僕は嘘をついて自社をホワイト企業とは言いません。
正直言って、ベンチャー企業では、ホワイトの会社を最初から目指すのは不可能に近いことですし、まずはそれでもついてきてくれるような人材と共に会社の基礎を作りたいと考えています。
覚悟のある仲間と共に会社を大きくして、いずれは子会社を作って任せるようなそんな会社にしたいですね。
また、惰性で嫌な顔をして毎日会社に行くような職場にするのではなく、当社で一緒に名を残したい!通勤する時に今日もやってやる!と思えるような会社にすることを約束します。
最後は少し背伸びしましたが、32歳は「人の教育、採用、ウェブサイト、建築のデザイン」と僕のやることは多いですが、課題をクリアしてまだまだ頑張ります。
それでは、時間を大切に良い1日を!
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