東海大学と試合した全日本学生優勝大会の話
こんにちは!
天理大学4年生の時に毎日「東海大学に全日本学生柔道優勝大会で勝って全国優勝したい。」と思っていた土井(@takeshidoi)です。
何故、こんな思いが強かったかというと、天理大学3年生の時(1年前)の団体戦で東海大学と試合した時にベイカー茉秋選手を相手に僕が引き分けていれば、勝っていたのではないか?と考えることが多かったからですね。
今回は、天理大学4年生の時にあと一歩まで追い詰めた東海大学との全日本学生柔道優勝大会のお話をします。
先に結論から言っておくと、あと一歩で東海大学に勝てましたが、東海大学柔道部は強かった!
また、連覇させちゃいましたね。
東海大学と死闘だった全日本学生柔道優勝大会
全日本学生柔道優勝大会の組み合わせは3回戦で國學院大學、準々決勝で山梨学院大学、準決勝で東海大学でした。
この時の天理大学のメンバーは中量級が中心の小さなメンバーで、レギュラー7人の中で1番重いのが100kgちょっとしかなく、その他は73kgから100kg級のメンバーで強豪校な中では1番小さな選手達だったと思います。
(歴代の天理でも選手たちの平均体重は1番小さいかもしれない。)
ちなみに、僕は階級で言うと73kg級なので、とても小さい選手ですが天理の団体戦のメンバーに定着していました。
結果をいうと東海大学に3-3の内容負けです。
僕のYouTube(doichannel)にこの時の動画を少しだけ載せています。
参考までに見てください
天理大学3 ― 〇3東海大学
土井〇(技あり) ― 渡邊
北林 ― 〇(一本)ウルフ
西尾 ― 〇(一本)王子谷
辻本 ×―× 阪本
石内 〇(指導3)― 谷井
村上 ― 〇(一本)ベイカー
丸山 〇(技あり)― 長澤
試合内容はこのような感じですが、何度見ても東海大学のメンバーは強い!!
全員がシニアの全日本強化選手であった経歴があり、隙がありません。
東海大学に勝ちたいという気持ちで挑みましたが、結果的には負けてしまいました。
しかし、負けたことは悔しいですが、力を出し切って負けたので悔いはありません。
後悔していることを強いて言うなら、僕がこの大会で優秀選手に選ばれたのですが、調子乗って、そのトロフィーを女の子の家に持っていき結局別れたことですかね(笑)
当時の交際相手にプレゼント(笑)
そのため、残念ながら僕の優秀選手像はありません。
因みに、2014年10月の全日本学生体重別団体戦も、2回戦で東海大学に負けました。
その夜、天理大学4年生も参加する天理大学OB会はめちゃくちゃ気まずくて、何とも言えない空気でしたね。
でも、僕だけ団体戦勝ったから、バイキングで好きなだけ遠慮せず食べていましたよ。
まあ終わったこと気にしていても仕方ないですので、気持ちの切り替えは1秒でも早く行わないと時間の無駄ですから。
試合直前まで寝る僕と、気まずい付き人
余談なのですが、僕は試合のぎりぎりまで寝ます!
全日本学生の優勝大会でも直前まで毛布にくるまって寝ており、選手、監督、スタッフ一同が緊張感のある中僕は平気で寝ます(笑)
あくまでも性格や個人差はありますが、海外の国際大会に行くと寝ている選手は多く見かけられますよ!
全日本学生柔道優勝大会前に浜寺中学校で教育自習
関西学生柔道優勝大会の1ヶ月後に本番の全国大会があり、もう1度自分の身体を作っていく必要があったのですが、僕は教員免許の資格を取得しようとしていたので地元の中学校で教育実習がありました。
そのため、練習はほとんどしていません。
※因みに天理高校という選択肢もありましたが、地元の大阪に帰るチャンスがあるのに天理高校に行くわけないだろうと思って、地元中学を選びました。
その時は練習をせずに、浜寺中学校でプール掃除を女子中学生と一緒に行い「キャッキャッ」言っていたので日焼けをして、ある意味ハードでしたね(笑)
その時の穴井隆将先輩(現:天理大学監督)の反応は「おい、何で中学やねん!天理高校じゃないと練習できひんやろ!まあ、ええわ。」でしたね(笑)
浜寺中学校の教育実習で学んだこと
僕が浜寺中学校の教育実習で学んだことは次の3つ
- 中学校教員の大変さ
- 子供たちにあった指導をするのには根気がいる
- 保健体育の教員は他教科に比べ楽かもしれないが、生徒指導を中心となって行うためハード
※これはあくまでも僕の教育実習生「保健体育」の先生として感じた感想です。
こういったことを踏まえて感じたのはやはり外部指導員・専門家やコーチの重要性がさらに増すな!と感じました。
あくまでも教師は学校の範囲内の指導のため部活での拘束時間があまりにも長いと、教師の負担が大きいのでは無いかと素直に感じました。
関西学生柔道優勝大会の前に同級生にキレた
関西学生の団体戦があったのですが、この時、同級生に初めて怒ったことがありました。
試合前は選手の最後の調整として投げこみをするのですが、後輩たちが率先して投げ込みを受けている中、同級生が投げ込みを受けてくれずニコニコ突っ立って話をしていました。
僕達4年生の学年最後の団体戦なのに受けるのは後輩にいかせて、自分達はお喋りをするこれでは後輩たちは僕達の学年の悪いとこを受け継いで、これが当たり前だと思うし何よりもチームが一つになれないと思い、「何で同期の俺ら最後の団体戦なのに率先してお前らが受けてくれないんだ?後輩が受ければいいってそういう考えなのか?」という感じでキレました。
それから、同級生で突っ立っているような選手はいなくなりました。
昔の天理大学を知っている方はご存知だと思いますが、当時の天理大学は岩のように固い畳だったので、率先して投げ込みを受けてくれる仲間には今も感謝しています。
(僕の思いもむなしく、こういった発想は現在後輩たちに受け継がれていません。)
まあ、こういったことを強要はしませんが、受け継いでほしいような伝統が継承されないのもこれも時代なんですかね!
では今日はこの辺で終わります。時間を大切に、良い1日を。
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