2020年 講道館杯 全日本体重別選手権はあるのか!?グランドスラム東京大会延期!?
こんにちは。
10月31日~11月1日にかけて千葉県のポートアリーナで開催される「2020年 講道館杯 全日本体重別選手権(兼 全日本選抜柔道体重別選手権大会)」に向けて身体を作っていた土井(@takeshidoi)です。
※足首の怪我のため棄権しました。
僕は、2019年講道館杯 全日本体重別選手権の準々決勝で海老沼匡選手(パーク24)に敗れ、その後の敗者復活戦を勝ち上がり3位になったため出場枠がありました。
本来ならば講道館杯は柔道グランドスラム東京の代表と全日本強化選手を決める重要な大会ですが、今回は全日本強化選手の選考や東京グランドスラム大会が無いため入れ替えや代表を決めないようです。
また、今回は下記のテーマで柔道家のためのプチ情報をお伝えしていきます。
2019年講道館杯全兼日本選抜体重別選手権の思い出
この大会で2年ぶりに全日本強化選手に再指定されました。
この大会の予選として全日本実業団の個人戦があり、突破したことによって再びこの講道館杯の畳の上に立つことができました。
ちなみに僕は20219年の講道館杯で初めて計量後の次の日にランダムで指定される当日計量の検査項目に選ばれていました!
分からない人のために詳しく言うと、出場者の中から数名試合の当日に指定され前日計量の階級体重(僕の場合は73kg)とは別に5%ルールという特殊なルールがあり、体重が指定の階級から5%掛けた数字を足した体重より重いと失格になります。
例)
73kg + 73kg × 5% = 76.65kg
基本的に水分量でこの辺りは調整できますので問題はありませんが、減量が厳しい人は次の日には体重+5kgとかは普通なのでこういったルールがあるのかな?と感じます。
ちなみに計量は8時と遅い時間なので、食べ過ぎると胃がもたれるし難しい問題であり、そのため減量後の食事は楽しむためのものでは無い!と自分に言いきかせるようにしています!
そのため食事が美味しいと思うのは試合の2日後とかですね(笑)
結局、今大会で感じた思い出といえば【全日本強化選手復帰】と【当日計量】の指定の2つくらいですかね!
2020年講道館杯全兼日本選抜体重別選手権は無観客試合で予選も無かった
残念ながら新型コロナウイルスの影響により、無観客のためチケット販売はありませんでしたが、YouTubeで初のライブ配信が行われました。
今年は講道館杯の人数が削減されたため予選がありませんでした。
活躍して全日本強化選手になってやろうと思っていた選手には、予選すら開催されなかったのは本当に辛かったと思います。
また、講道館杯 全日本体重別選手権予選の大会例を挙げると(春の全国高等学校総合体育大会・夏のインターハイ・全日本ジュニア柔道体重別選手権大会・全日本学生柔道体重別選手権大会・全日本実業柔道体重別選手権大会・全国警察柔道選手権大会・全国刑務官武道選手権大会・全国自衛隊柔道大会)などがあります。
オリンピックの年の講道館杯は強化選手入れ替えの年
話は戻りますが、今大会の講道館杯 全日本体重別選手権は、本来なら2020年の東京オリンピックの年だったので、例年通りなら全日本強化選手の入れ替えの年でもありました。
そのため、全日本強化選手の中でもオリンピック代表以外は全員が参加します。
-73kg級の選手で上位の選手で言うと、橋本壮一選手(パーク24)・海老沼匡選手(パーク24)・立川新選手(旭化成)などのトップの二人も今大会に参加しました。
ですが、東京オリンピック代表の大野将平先輩(旭化成)は出場しないということになりますね。
というか、大野将平先輩は常に結果を出していますので、2012年 講道館杯 全日本体重別選手権を優勝して、それ以降今大会は出場していませんね。
※2020年の講道館杯は強化選手の入れ替えが無く、結果を残した選手のみ強化選手に入り外れるということが無い特殊なパターンであり、新型コロナウイルスの影響で稽古できない人のことを考慮した大会だった。
講道館杯はグランドスラム東京の予選会でもある
さて、講道館杯全日本体重別選手権大会なのですが、これは全日本強化選手の選考会になるのですが、それと同時にグランドスラム東京大会の予選でもありました。
この大会の上位選手(1位・2位)と、全日本強化選手Aの選手を合わせた4人が本来ならばグランドスラム東京大会に出場することができます。
そして、グランドスラム東京大会で結果を残したものがヨーロッパ遠征の試合に選ばれるというわけです。
(グランドスラム・パリ、グランドスラム・デュッセルドルフなどの大会)
そして、ランキングを上位になった上で全日本選抜柔道体重別選手権大会に優勝すると、世界選手権などの代表になれるということですね。
僕自身もこの大会で結果を残すことにより、ヨーロッパ遠征に選んでもらうこともあったし、2016年にグランドスラム東京に出場をすることもありました。
2016年グランドスラム東京は2位だった。
2020年柔道グランドスラム東京大会の大会が中止
IJFのビゼール会長と、全日本柔道連盟の山下泰裕先生が電話で会議した結果「延期」というか「中止」に結局はなりました。
勿論、僕達、グランドスラム東京大会の予選に出場する選手もモチベーション根低下は避けられなかったですね。
まあ、こういった影響は仕方なかったというか2020年は本当に試合が無く辛い1年となりました。
2020年波乱の年となりましたが、僕は僕らしく2021年も頑張りたいと思います。
ちなみに僕は2021年は三重国体がメインなので機会があれば見に来てくださいね!
では皆さん時間を大切に、良い1日を。
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