土井健史 柔道家引退

土井健史 柔道家引退

こんにちは、土井(takeshidoi73)です。
2022年を持って現役柔道家を引退させていただきます。
詳細は僕のyoutubeをご覧ください。

さて、動画の内容を要約すると、

  1. 悔いはないのか?
  2. 今後の発信や活動について
  3. 現役生活でやり残したこと、やっておけばよかったこと

上記の3点を主に話しております。

さて、ブログでは別角度から現役生活を引退しての今の土井健史と、今後の当ブログの発信活動や、柔道やめて感じることについて語りたいと思います。
動画ではなかなかうまく話せなかったことも多いので、今回の記事は下記のテーマで熱くお話しします。

現役引退、株式会社store39設立

実は僕、現在会社の代表をしていまして、昨年の11月30日の吉日に会社を設立しました。

弊社のホームページです。
SNSでは時々載せたりしていたのですが、僕の会社の事業の内容としてはリフォーム業と小売業を主にしています。

もちろんただの営業会社ではなく、僕自身が現場に出て現場作業をして電気工事士の資格を持っていたり、大工、設備、電気の師匠といった周りに恵まれてお仕事をよく頼まれています。

他にもインターネット販売を中心に小売業を行なっており、毎日新しい発見がありますので、仕事がこんなにも楽しいと思いませんでした。

今年の課題としましては、弊社は小さな中小企業ですので、今年は地盤を整える“我慢の年”だと個人的には思っています。
そして、来年には飛び出し始め、どんどんこれから成長していく計画を立てております。

ちなみに指導者や現役を続けながらうちに来ないか?といったお声をかけていただいたことはありました。
しかし、僕には目標や夢がありますので、お断りさせていただきました。

今後の土井健史オフィシャルブログの発信内容

今後の発信は主に下記の3点を中心に発信していきたいと思います。

  1. 柔道のこと
  2. 仕事や業界のこと(スポーツ選手は無知な場合が多いため)
  3. 土井健史の活動のこと(仕事、プライベート)

1は紛れもなく元柔道家として今感じることや、外からみた現役の柔道家や個人的に感じることについて発信。
また、大学、高校、中学、実業団に所属したいといった未来を透明化できるような発信も学校や企業に迷惑がかからない程度に未来の柔道家や、柔道の慣習など全く分からない保護者のためにもするべきと個人的に思います。

2は柔道家やアスリートの子供たち、高校生、大学生、セカンドキャリアを考える選手たちが少しでも実社会に出るために役立つような発信ができたらなと思います。
実際に僕は就活すらまともにしたことなくて、一般企業で営業職をした時に常識が分からず苦労しました。

例えばですけど、部長、課長、主任といった役職の違いもわかりませんでしたw

3は僕が今何をして、どのように成長して成功するのか?こういった生き様を読者に皆様に見てもらい、元柔道家でもここまでできるんだ!といったことをお見せしたいです。

27年間していた柔道を引退して感じること

引退して今、何が残っているのか?と考えることがあります。
結論から言うと、僕は柔道をしてきてよかったし悔いは全くありません。
土井健史という人格を育ててくれたのも柔道ですし、今頑張れているのも柔道のお陰であると本当に思います。

実際に柔道をして学んだことは

  1. 何かをやり抜くという力
  2. 試行錯誤をする能力(相手を倒すために)
  3. 空気を読む力(先輩に怒られないためにw)
  4. 努力する習慣
  5. 柔道を通じて知り合った友人(海外含む)
  6. 我慢強さ
  7. 女の子にモテないので、自分で頑張る能力ww

上げればキリがありませんね。
7番は柔道が強い=女の子にモテるは間違っていると言うことを証明したかっただけです。
良いこは無視してください。

実績は野球選手で言うと、メジャーリーガーだが、知名度は

僕が柔道をしていていつも思っていたことは、なぜこんなに有名にならないんだろうか?
これ一択でした。
もちろん柔道はマイナースポーツの部類に入るのかもしれませんが、競技人口的にも世界的な視点で見れば野球より多く、メジャーな競技なのですが、いかんせん日本国内では光の当たらない競技だったなと感じました。

その背景には様々な要因があるとは思うのですが、個人的に柔道が魅力的に映らない理由を話したいと思います。

1つ目は柔道を知らない人たちが家族で観戦に来て楽しむことができない。
今多くのスポーツが会場の雰囲気だったり、イベントに工夫をしていますが、柔道競技はただ見るだけといった観戦のため、ルールのわからない人にとっては何も面白くないんですよね。

2つ目はスポンサー問題
柔道という競技はアマチュアスポーツのため収入のメインは会社でスポンサーからお金を得て広告になるといったことは全日本強化選手でも少ない。
全日本強化選手でもスポンサーがいないって全体的に見ると、スポーツの競技的に異常ですから。

他競技はスポンサーを募って競技をするので、全日本強化選手クラスになるとスポンサーがいないと競技ができないんですよ。

僕が何を言いたいか?というと、スポンサーになりたいという条件が今柔道には無いということ。
実際スポンサーは全日本柔道連盟から柔道競技にはありますが、個人的に〇〇選手にスポンサーをという話はオリンピックメダリストだけという現状。

スポンサーもまた、柔道選手が広告にすらならない理由があるはずです。
僕が個人的に思うのは試合に出た際に柔道着に広告もつけてもらえないということ。
お金の動きが大きくない競技だということ。

こういった背景から柔道競技は収入の面が小さく、全日本柔道連盟の年会費、段の商談、スポンサー、助成金でしか運営することができないという状況があり、柔道競技時代のお金の動きが小さいので、選手たちにも格差のある収入が生まれ、子供たちや親世代にも「夢」といった部分で、魅力的に映らないのかも知れませんね。

ちなみに僕が某企業に現役時代稼いだんでしょ?と質問されて時に収入の額を言ったら、苦笑いされましたよw

都内のそこそこの企業のサラリーマンの方が稼げるってw

今、高校生になって現役柔道家に戻るとしたら

僕が今、高校生に戻るとしたら間違いなくBlogは当時からスタートしてます。
特にSNSや発信といったことには手を抜かずに社会人になっても柔道を最高の環境で続けられるための準備をします。

また、やっておけばよかったことは、柔術に高校生の段階とかで早くから出会いたかった。
他にもウエイトトレーニングや、今の本や研究で得たメンタル面や行動といったことも早くから実践していれば、僕はもっと上に行けたのではないかな?と悔やむばかりです。

そのため未来の柔道選手には僕は“本”を読むことをお勧めします。

最後に僕の柔道競技人生は終わりましたが、次は柔道界に別の角度から貢献すること。
そして、一ビジネスマンとして活躍していくことが、“柔道しかしていなかった選手でも活躍できるんだ”という姿を見せることができると僕は考えています。

それでは今後とも僕のブログをどうぞよろしくお願いいたします!

土井健史