柔道選手の右胸ロゴ個人スポンサーになるための障壁について

柔道選手の右胸ロゴ個人スポンサーになるための障壁について

こんにちは土井(@takeshidoi73)です。
ついに個人スポンサーが柔道家を応援できる日が来ましたね!
皆さんはニュースを見ましたか?

柔道着の日の丸の右側に個人スポンサーのロゴを選手の右胸に入れることによって、企業は広告ができることになります。
そして、その利益は全て選手に還元できるとのことでした

僕が代表をしている株式会社store39の建築部門である、リフォーム39もぜひ応募がしたいところです。

さて、先日僕はこのようなツイートをしました。

以前からIJFは右胸のスポンサーロゴを認めていたようですが、全日本柔道連盟(全柔連)が先日の6月9日に理事会を開いて個人スポンサーや所属先のロゴをつけていいようになった模様。

広告の内容は全柔連が審査して、原則としてスポンサーと競合する企業、柔道のイメージを損なうと判断された事業者、団体などは容認しないという

ということなので、僕の行っている仕事はほんまにサービスに自信があるので、ぜひスポンサーがしたいところ!

僕個人的には、この政策について個人的に次の疑問が生まれました。

  1. どの大会にでもスポンサーの広告をつけてもらえるのか
  2. スポンサーをするに手順や窓口
  3. 全日本柔道連明を検索しても公式発表のページが出ない
  4. スポンサーができる対象のクラスの選手について

皆さんはどのようにかんじましたか?
3つ目は正直僕の検索不足の可能性もありえますが、実際に窓口のようなものがあるかもわからないので、実質的に行われるようになるのはいつになるのでしょうかね?

個人的には、世界選手権に出るような選手は企業に所属しているので、右胸のスポンサーのロゴは企業になる可能性が高いし、助成金もあると思います。

だから、個人的にはスポンサーをしなくてもお金には困ってないから僕の自己中心的な思いを載せたスポンサーはできないのかな?なんて思っています。
まあ、お金に困っているからスポンサーをしたいなんていう僕の考えも間違っているんですけどね。

それはさておき、世界選手権に出るような選手以外のスポンサーができるのか?とか考えている僕がいます。

これらを踏まえて僕の疑問、スポンサーをするならこういった選手がしたい、実際にスポンサーがいないとまともに練習ができないような現状の選手についてお話ししたいと思います。

疑問、企業や大学に所属している柔道選手のスポンサーは実質的に不可能ではないのか?

冒頭に述べた、所属企業のロゴをつけることができるという点。
ようやく柔道選手が企業にとって、宣伝広告になった!と喜ばしい反面、ということは僕ら個人の会社のスポンサーなんて出る幕もないんですよね。

まして、学生も所属している大学のロゴを今後はつける必要があるのではないか?なんて個人的には思っていて、大学の特待生の選手などは特につける必要があるんじゃないのか?なんて思う次第です。

普段から支援してくれている所属先の企業や大学を差し置いて、僕らのような広告できるようになったので、お金を払って広告を出してください!なんて筋が通るものなのか?なんてことも考えてしまいます。

学生や企業の選手のスポンサーする障壁について

次にもし、仮にスポンサーをすることができるかもしれないという話が出た場合、順序というものが分からないという点

  1. 所属企業・学校の監督の許可後に選手と話ができるのか?
  2. 所属企業・学校の監督と顔を合わせてスポンサー契約の話をするのか?
  3. スポンサーをするのに未成年であれば、両親の同意も必要なのでは?

非常に難しい点が多いのが今回の話です。
実際、僕らのようなスポンサーをしたいけどしたことがない、小さな中小企業はどのような手順で話をすればいいのか分かりません。

また、話をする際に選手は応援したいけど所属企業や大学との話がこじれそうな気もしますので、その点もどうなのかな?なんて勘くぐっています。

もし、スポンサー契約の話の際に高圧的な態度だった場合、汗水かいて得た収益を頭下げてスポンサーをさせてくれ!なんてことをマイナースポーツにお金を出してまですることなのかな?なんて感じる部分もきっと出てくると個人的には思います。

正直、柔道選手だった僕でも経営者ながら思うので、他の中小企業の方はもっと思うんじゃないですかね?

子供の扶養130万円について

皆さんはご存知でしょうか?
学生の場合は、両親の扶養に入って保険証を持っているので、学生ながら年収が130万円を超えた場合は子供自身で保険や年金を支払うことになるので、この点も注意する必要があります。

同時に両親も子供が扶養から外れるので扶養控除がなくなるので、税金で手残りの額面が下がりますので注意する必要があります。

個人的には昔から知っている学生やお金に困っているような選手のスポンサーがしたい

もし、僕がスポンサーをするなら正直いって僕もこの業界に長くいたので、選手の実績で年収は予想できるので、高収入の選手をサポートしてもなんて思う面と、実利の面でTVに出るのは代表と講道館杯の決勝に出るような選手だけとかいうことも考えます。

でも、個人的にはこれからの若い世代や昔から知っているような選手、関係性のある選手を応援したいです!

実際にスポンサーをしたいという会社はいっぱいある

僕が以前経営者の飲み会で言われたことが、もし俺が5年前に土井くんと出会っていたらスポンサーになってめちゃくちゃ金使ってたで!と言われました。

本当に嬉しい言葉な反面5年前の僕にそれだけの人格が備わっていたかは疑問です。
なので、若返る薬があれば10年前の21歳(現31歳)からやり直してみたいと思います。w

といった冗談はさておき、このように一個人の会社で柔道家を応援したいという中小企業は山ほどあります。
というより、中小企業ですので社長の決定権で話が大企業と違って早いので、スポンサーをするにしても社長一個人でそれなりに決めることができる会社が多いのが、正直、僕も経営していて感じることです。

余談ですが、スポンサーをしてもらうには柔道の実績だけじゃ絶対に無理なので、その点もご了承ください。
柔道はスポンサー広告の価値が低いですから。

結論、窓口がないのでコネクションや繋がりが無いと柔道家のスポンサーもできないのでは?

はい、題名の通りスポンサーはしたいけど行動しないとスポンサーは選手、企業ともにできないのではないかな?と思います。

でも、頑張ればできないことはないと思うので、柔道選手のスポンサーをするのに伝手やコネクションが無い人の行動方法を次に記載しますね。

具体的な行動とは下記の通り

  1. スポンサー規約の確認(全柔連)
  2. アポイント(所属企業や学校)
    「〇〇大学 柔道 監督」 と調べたら基本名前出るので、大学に行ってアポイントを取りましょう。
  3. 所属代表者および選手との面会(事業説明・交渉)
  4. 必要であれば両親に挨拶

まあ、なかなかハードルが高いですけどね。
おそらく本気を出せばできないこともないが、窓口を自分で探して調べて連絡するという作業がめちゃくちゃ面倒くさい。

僕も真剣に考えたけど、仕事の間にこれが果たしてできるのか?と考えた結果、窓口をつくってくれないと行動する気にもなりませんでした。w

アルバイトしている柔道選手もいる

皆さんはボクサーの日本チャンピオンが日中はアルバイトをしながら、生活をしているなんて話を聞いたことはありませんか?

実際、柔道でもこんな状況で後輩がアルバイトしていると言っていました。
そんなことするならスポンサー見つけたほうが早いのにと思う自分と、あの時は僕もできなかったな、なんて思う自分がいます。

元学生チャンピオン、インターハイチャンピオンが就職先で給料が少ないから現役をするのにアルバイトしているらしいです。

だから、現役時代の大学生の時に早めに結果を出すほうがいいんですよ。
実際に僕の後輩は結果を出すのが遅かったですし、階級も軽量級です。

これからスポンサーを獲得するのに柔道家として求められること

僕の別記事にも書いています。
いわゆる個人としての価値を高めてほしいというのが結論です。

正直言ってスポンサーを探すのは営業活動、つまりナンパみたいなもんです。
そのためにはもちろん自分の武器が要ります。

顔なのか?トークなのか?インスタのフォロワーなのか?体型なのか?
こんな感じでアスリートにも武器は必要なんですよ。

とりあえず行動してください!
電話かけまくるのもよし、飛び込み営業もよし、紹介もよし、頑張ってください!

最後に筆者である元全日本強化選手の土井健史が経営している会社のリフォーム部門が次の会社です。

まだまだ、小さな中小企業ですが、工事だけは自信があります。
僕自身も柔道選手から大卒で職人になるなんて思いもしませんでしたが、本当に毎日が楽しいです。

ちなみに僕がスポンサーするとしたら、最低でもホームページとSNSやyoutube、standfmのような発信媒体があるような選手がいいですよね。

実際、田嶋くんや佐々木くんの発信媒体とか見ててほんまに面白いので、こういう選手が増えてほしいです。
まあ、大好きな選手なら僕が勝手にホームページ作らしてくれ!と言って会社のロゴ貼ります!w
所属先に怒られそうなので、無理ですが。

最後に右胸だけじゃなくて肩にもロゴを入れるチャンスを中小企業に欲しい!

ということで、スポンサーをする側に回った元柔道でスポンサーをされる選手でした。
それではこの辺で!
時間を大切に良い1日を!