ドラマ「半沢直樹」の【やられたらやり返す倍返しだ】は体育会系では無理説

2021年7月28日

やられたらやり返す!倍返しだ!

こんにちは、放送されていたドラマ「半沢直樹」の大ファンこと土井(@takeshidoi)です。
皆さんは部活の先輩、会社の上司に『やられたらやり返す、倍返しだ!』なんて言えますか?
普通に考えて、逆に倍返しされそうで怖いですよね(笑)

僕自身、半沢直樹の作者である【池井戸潤】さんの作品が大好きで小説もたくさん読んでいて、現実的には難しいなと思うことも勿論ありますが、感動する話が多くて最高の作品ばかりで半沢直樹シリーズの本やドラマが大好きです!
今回は『やられたらやり返す!倍返しだ!』というのは現実的に体育会系では可能なのか?ということをテーマに、僕の面白おかしい体験や感じたことをお話したいと思います!

先にずばり思ったことを言うと、体育会系で生きてきた僕としては、倍返しは普通の人間では“現実的に無理”じゃないですかね?
逆に平気な顔で先輩に【倍返しだ!】なんて言えたらとんでもないメンタルの強さですよ!
というわけでそれでも倍返しするような選手を僕は見てきたので、その時のお話や倍返しできる選手の特徴をお話したいと思います(笑)

倍返しができる人のメンタル

僕は「半沢直樹」を見て思ったのが、「やられたらやり返す」ってことを体育会系ではできるのか?
もしくは100倍返ししたことがあるのか?
また、半沢直樹のように倍返しはするべきなのか?
と考えた結果、やられたら倍返しができるなら、倍返しするべき!(笑)

まあ、現実的には「倍返し」を実行できる人のメンタルはちょっと特徴があると思います(笑)

  • 後先のことをあまり考えない人
  • 外国人選手
  • 復讐に燃えている人
  • 変わっている人
  • 負けん気が強い人
  • 根本的に強い人

こういった人が多いかな?とアスリートをしていて感じます!

あ、僕が倍返しというと少し深い意味がありそうなので言葉を言いかえると、暴力的な悪い意味ではなくて、見返すために圧倒的な数字や結果を出す!といった意味にしときましょう(笑)

他にも外国人選手はリスペクトという精神は凄い大切にしていますが、上下関係みたいなのはあまり無いんですよね。
そのため日本の先輩・後輩のような文化にはかなり驚いているし、慣れないみたいですね!
でも、例外もあって基本的にスポーツの世界は強い選手は“やられたらやり返します”
というより、強いので年齢関係なく相手がビビッて何もしてこないです(笑)

まあ、賛否両論はあると思いますが基本的に体育会系ではやられていいことはありませんね!(笑)

やられてもやり返せない人はどうなるのか?

基本的に人生は嫌なことをしてくる人と出会う機会は必ずあって、やられたらやり返せない人はずっとそのままでいいのか?ということが問題ですよね。
ちなみにスポーツ(柔道)でやられてもやり返せない人は下記のようになっていくのが多いんじゃないですかね?

  • スポーツは遠慮していると負け癖がつく(柔道で言うと投げられ癖)
  • 精神的に壊れる(良い意味・悪い意味でも)
  • 人の態度や機嫌ばかりを気にするようになる

このようにスポーツだけでなく、社会人になっても上記のような人になってしまうような人がいるんじゃないですかね?
皆さんはどう思いますか?

ちなみに僕は本当に無理な時に精神を壊してしまえば、全てが終わるので、勝てないと思ったら逃げではなく、戦略的撤退をすべきなんじゃないかな?と最近は思ったりもします。

こういった状態になった時に僕がおすすめしているのは【嫌われる勇気】という本を読め!とよく言います。

これもまた合う合わないはありますが、空気を読めない人ではなく、強くなりたかったら空気を分かっていて読まない人間になれ!と後輩にアドバイスしたこともありましたね(笑)

大和田常務の大名言【部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任】これは体育会系ではたまにある

これは体育会系では全然あります(笑)
勿論、スポーツの結果とかは無いと思いますが、寮生活をしていると何故か後輩が怒られるってのはあります!苦笑

僕は一回、寮生活で掃除を先輩にさせられていて“ここの掃除はいつも綺麗やな!”と先輩が言われているのを見て、”ふざけんじゃねえ!掃除してんのは俺や!”と心の中で言った覚えがあります(笑)
まあ、これも今思えば要領が良い!ってやつでこういうことができないといけないな!と4年後は同級生で同じことを僕もしてましたけどね(笑)

倍返しに失敗してやられていた同級生

これはあくまでもいい意味ですが、僕らが大学4年生の時に監督が代わって、穴井隆将先輩が天理大学の監督になりました!
当時、僕達が天理大学生時代に同級生の辻本拓記(兵庫県警)が1番最初に穴井先輩に見出してもらい、鍛えてもらい、いい意味できつすぎて泣いてました(笑)
僕らはそれを見て、”演技”とか、”辻本新喜劇”とか言ってたな~。

毎日の練習後に、綱のぼりに腕立て伏せとかやってましたね~!
でも、本人も”そのお陰で強くなれた!”と言ってるので、やっぱり穴井先輩の影響力って凄いな!
そして、彼もまた鍛えてもらったことをいいことに自称【一番弟子】を名乗っています(笑)

ちなみに1年後、穴井先輩も引退して2年経っていたんですが、辻本選手は自分も警察の全国チャンピオンにもなったので勝てると思って、穴井先輩に実戦形式の勝負に挑んだのを見たんですが、きっちり穴井先輩に投げられて「うわ!」とか叫んでました(笑)

やっぱり世界チャンピオンは強かった!
まあ、全日本選手権を二回、世界選手権を優勝するような選手は引退しても強い!ということっすね!

恩返しならできると思う説(笑)

僕は、体育会系の大学高校出身のサラリーマンアスリートなので、「やられてもやり返せない」ということは何度も経験しましたが、その分世話になった先輩や友人後輩がいて【恩返し】であれば可能であると経験上思います。
先輩から教えてもらった好きな言葉に「先輩に与えられた恩は後輩に何倍にもして返す!」という言葉があり、ある意味倍返しなので僕はこの言葉を守っています!


最後に、僕の経験からして、倍返しをすることよりも日本では「ややこしい人とは一切関わらない」という選択もありなんじゃないですかね?

倍返しできるのは、その人の強さであって、個性であるため、誰もができるわけでは無いし、倍返しの形も人それぞれ違うと思うので“絶対に倍返ししてやる!”って思う人は暴力的な意味では無く、結果で倍返ししましょうね(笑)

ということで、この記事で皆さんが笑っていただければ僕も嬉しいです!

それではこの辺で!

時間を大切に、良い1日を。