大搗汰晟がwardog32で総合格闘技デビュー戦を見事勝利!!次の試合はGRACHAN50
こんにちは!土井(@takeshidoi)です。
7月25日に、弁天町駅が最寄りの世界観という会場で開催されたwardog32で、後輩の大搗 汰晟(総合格闘技 宇留野道場)の総合格闘技デビュー戦を招待してもらいましたので、今日は将来のスターになるかもしれない後輩のデビュー戦について記事を書こうと思います。
対戦相手はすでに何戦か総合経験のあるワタナベ関羽マサノリ選手(総合格闘技道場ALIVE)との対戦であり、もちろん総合格闘技経験のある強者がデビュー戦であり、しかもセミファイナルに選出されています!
まあ、デビュー戦ながらセミファイナルに選出されるようなところが持っている人だな!と感じまますね!
そんな彼自身は元々、強豪校である天理大学(東京五輪金メダリスト大野将平選手の母校)で期待された柔道家という経歴もあり、今後は絶対に出てくる格闘家に違いない!というインパクトがあった試合では無いでしょうか?
今回は分かりやすく先輩である僕が彼のデビュー戦の試合内容と経歴、次の試合内容について紹介をしたいと思います!
大搗汰晟の経歴
(左 : 大搗汰晟 右 : 土井健史[筆者])
相生産業高校(兵庫県相生市)で元々柔道は弱かったのですが、努力の末近畿大会で3位になり、天理大学(奈良県天理市)に進学しました。
僕自身は彼を高校生の時から知っていますが、競技に対してはストイックにコツコツ努力するタイプで天理大学の柔道部に在学中は何度もお願いしてきて、1日で彼と実践形式の練習で30分はするというのは当たり前のことでした。
※普通の大学生は僕と30分も練習するのはしんどいので拒否する(笑)
また、天理大学柔道部の在学中には“2019年に朝倉未来1年チャレンジのオーディション”に参加しており、この時に総合格闘技への憧れが始まったのかもしれません。
大学卒業後は自衛隊に就職後に総合格闘技宇留野道場に入門し、今回のwardog32で総合格闘技デビュー戦を果たし先輩であった僕を大会に招待してくれました!
ちなみに総合格闘技宇留野道場のコメントでは“もう少し鍛えてから秘密兵器として出したかった”と言われるようにかなり期待されている選手です!
大搗 汰晟がwardog32で総合格闘技デビュー戦の試合内容
対戦相手はワタナベ関羽マサノリ選手(総合格闘技道場ALIVE)3戦1勝2敗の柔術を得意としたスタイルで、簡単に完全なマウントを取らせないシーンや、試合中何度も下からの2重絡みで膝を決めようとしたシーン、関節技である十字固め、足首を狙うシーンが見られたので寝技の得意な選手だなと感じました。
試合開始とスタートに攻撃的な姿勢を見せ、立ち姿勢からタックルに行く動作の速さが“本当に元柔道家?”と思うような動きですぐにマウントを取れてしまうのでは?と思いましたが、対戦相手のワタナベ関羽マサノリ選手(総合格闘技道場ALIVE)の寝技が上手く簡単にマウントポジションは取らせてもらえないような試合でした!
しかし、試合内容では大搗汰晟トップキープが強いため有利な状況も続き、判定での勝利となりました!
結果的には危なげなく勝つことができましたし、デビュー戦の緊張もある中リラックスした表情で攻撃的なスタイルを見せてくれ、wardog32の試合で1番総合格闘技らしい試合でした!
wardog32が開催された世界観へのアクセス
もし、今後wardogで試合することがあれば、皆さんも一度見にいけるように行き方を簡単にですが、記載します。
住所 : 大阪市港区波除6丁目5番15号
最寄駅 : 弁天町駅北改札から徒歩7分
堤防の方にまっすぐ歩いたところにあります!
ちなみに格闘技の応援に来る集団が多かったので、最初は何かの集会かと思いました(笑)
ですが、世界観の外観は綺麗でこんな感じです!
朝倉未来1年チャレンジのオーディションに参加
天理大学柔道部として現役を引退し、楽しそうにしているな!と思っていたらある日に朝倉未来1年チャレンジのオーディションに600人中の16人に選ばれ、YouTube動画に載っていたのを見て正直驚きました(笑)
結果的には落選しましたが、格闘技経験が一切ない中こういったオーディションに参加すること自体が凄いし、なかなかできませんよね!
また、何よりもこの後に正式に格闘技の道に進んでいることが本当に尊敬できます。
※朝倉未来選手のYouTube動画のワンシーンから
また、僕自身、柔術を学んで分かったのですが、格闘技をするには一つの競技を学んでいるだけでは勝つことができないな!と素直に感じました。
柔道の競技だけでなく、レスリング、柔術、グラップリング、サンボ、キックボクシング、ボクシングといった様々な要素が格闘技(MMA)には勝てなくて、そんな中ほぼ素人同然の状態でこのオーディションに挑戦したのはホンマにすごい!
余談ですが、柔道競技はプロでは無いため、他競技の選手として所属することを認められていないスポーツです。
そのため、「柔道部の所属はどうするのだろう?」と思っていたら、天理大学柔道部の在学中に“柔道をやめてこの道に進む!”という決断をしました!
正直、練習をずっとしてきた僕としては驚きましたが、「何歳になっても夢を追いかけて挑戦して欲しい!」という思いもあったので正直中途半端に引退して寮生活で先輩ずらしているよりは嬉しかったですね!
2戦目はGRACHAN50で全日本レスリング選手権2019フリー70kg優勝の原口伸選手と対戦
先日発表されたGRACHAN50では記念の50回大会ということもあり、自征大の若手中心で開催されることになりました。
そんな大搗 汰晟の対戦相手は全日本レスリング選手権2019フリー70kg優勝の原口伸選手!!
正直驚きましたね(笑)
原口伸選手は、樟南高校-国士舘大学出身の2020年のアジア選手権にも男子フリースタイル70kg級で参加するほどの元日本代表選手で現在はBRAVEGYMに所属しています!
総合格闘技(MMA)に転校する有名レスリング選手は、太田忍選手(2016年リオ五輪男子グレコローマン59kg級銀メダリスト)に続いての転向となります!
また、BRAVEGYMは2000年シドニー五輪フリー63kg級代表として参加した経歴と、総合格闘技(RIZIN/DEEP/K-1/HERO’S)で活躍した宮田和幸さんが主宰するジムです!
ちなみに宮田和幸さんは中学時代に柔道をしています(笑)
まあ、何はともあれ元柔道家vs元レスリング選手といった面白いマッチになったのではないでしょうか?
GRACHAN50の試合会場と日程
大会開催の日時は9月5日(日)13時〜
GRACHAN50の試合会場は幕張ベイパークアリーナ
住所 : 千葉県千葉市美浜区若葉3-1-37
アクセス : 海浜幕張駅から徒歩13分
幕張ベイパークアリーナと言えば、最近開発されてGOLDGYMもできた綺麗な場所です!
次は千葉県になりますが、機会があれば是非見に行きましょう!
僕は余裕で行きますから(笑)
ということで、これからも僕は彼の1ファンとして応援していきたいと思います!
また、これから彼は格闘家として大きくなっていくでしょうし、スポンサーなどしたい人があれば、是非してあげてください!
では時間を大切に良い1日を!
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